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飼い主の少女守り顔面失った英雄犬、治療終え母国へ [ライフ]

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 治療終え母国へ、飼い主の少女守り顔面失った英雄犬。


 フィリピンで2年前、道路を横断中だった少女2人を助けようとして
 オートバイにはねられ顔面に大けがをし、英雄犬とたたえられることになった
 雌の雑種犬「カバン(Kabang)」が、8か月にわたる米国での治療を終えて3日、
 退院した。


 カバンは2011年、交通量の多い交差点を渡っていた飼い主の幼い娘とめいに
 オートバイが向かってきたのを見た瞬間、オートバイの前に身を投げ出して
 少女たちを守った。

 しかしこの事故でカバンは口先と顎の一部を失い、まぶたも負傷した。
 事故当時、カバンは妊娠中だった。


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